気管支喘息 気管支拡張薬

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気管支喘息の治療で使われる気管支拡張薬は、呼吸困難を改善する薬

日本では、気管支喘息の患者さんは増えていることをご存知ですか?
1960年代では子どもも大人も1%前後でしたが、最近の調査では子どもで約6%大人で約3%となっており、全体では400万人を超えると言われています。

 

その背景には、家屋構造の変化によるアレルゲンの増加、排気ガスや工場排煙などによる大気汚染、食品や住宅建材などの化学物質、長時間勤務による過労やストレスが増えたこと、清潔すぎる環境(衛生仮説)などがあげられます。

 

気管支喘息はアレルギーと関係することが多く、体質のように考えられたいます。
その為完治は難しく、気管支喘息とうまく付き合っていくことが大切です。
今回はそんな気管支喘息の治療に欠かせない気管支拡張薬について解説します。

 

気管支拡張薬とは?

気管支を拡張することによって呼吸困難を改善する薬です。
気管支喘息の他にも、「慢性閉塞性肺疾患(COPD)」、「急性気管支炎」などに用いられ、主に呼吸器科で処方されます。

 

気管支拡張薬のタイプ

 

経口内服薬

β2刺激薬、キサンチンなど
・効果が出るまでに時間がかかる

 

吸入剤

ホルモテロール、サルブタモール、プロカテロール
・効果が出るまでわずか5分程度と、速効性がある

 

経皮貼付剤

ツロブテロール(商品名:ホクナリンテープ)など
・一度貼ると効果が1日中続くが、速効性はない

 

 

気管支喘息,気管支拡張薬

 

 

注射剤

テオフィリンやアドレナリンなど
・即効性が優れている

 

気管支拡張薬には上記の4タイプがあり、それぞれに良い面・悪い面があります。
例えば飲み薬の場合は副作用が考えられますし、経皮貼付剤 は直接肌に張り付けるので皮膚の弱い方にはおすすめできません。

 

また気管支喘息の治療としては、気管支拡張薬で狭くなった気管支を拡げることだけでは不十分です。
ベースにある炎症を抑える「抗炎症療法」が最も大切とされます。

 

喘息の患者さんは、たとえ一時的に症状が無くても気管支の炎症が水面下で続いていることが多く、抗炎症療法を一定の期間止めずに続ける事が、大変重要です。

 

現在の治療では、抗炎症療法の中心となるのは吸入ステロイド薬です。
吸入方法を正しく理解するば、安全に効果的に治療を進めることができます。

 

毎日の生活でできる気管支喘息対策

咳は色々な刺激・原因で誘発されます。
特に

 

  • 風邪(カゼ)
  • のどのイガイガ感・かゆみ
  • 冷気、湿気、煙・香り
  • 会話、臥位(横になること)、運動
  • 花粉・ペット・カビ
  • 後鼻漏(鼻がのど元に垂れてくる)
  • 過労・ストレス
  • 食事、香辛料、飲酒、胸焼け

を切っ掛けに発作が起こることがあるので、何が原因・状況で起こるのかを確認し、その原因を排除する・状況に近づかないなどすることを心がけましょう。

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