気管支喘息 合併症

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気管支喘息の合併症で一番多いのは「アレルギー性鼻炎」

気管支喘息 合併症

 

 

 

気管支喘息の患者さんは、日本人の約5%、数百万人にものぼり、増加傾向にあります。
気管支喘息(喘息)といえば子供の病気と思われがちですが、実は半数以上は20歳頃と40歳代の中年以降に発病すると言われています。

 

以前はこの気管支喘息で年間数千人の方がなくなっていましたが、この30年で治療薬等大きく改善されています。
それは30年前に登場した「ステロイド吸入薬を用いる治療法」でした。
これにより喘息で亡くなる方は3分の1まで減少しています。

 

また気管支喘息は、他のアレルギーが関係した病気や、気管支とつながっている鼻や副鼻腔の病気の合併症が多いことも判明しています。

 

気管支喘息の主な合併症

アレルギー性鼻炎

ハウスダストやダニ、花粉などが原因となって鼻水や鼻づまり、くしゃみなどの症状が出る病気です。
気管支喘息の方は、このように他のアレルギー性の病気を合併することがよくあります。
特に合併症として多くみられるのですがその割合は実に、小児で約5割、成人で約6割の方が併発していると言われています。

 


副鼻腔炎(蓄膿)

鼻のまわりにある骨に囲まれた空洞、副鼻腔に炎症がおこり、鼻汁や膿がたまり痛みが現れる病気です。
レントゲンでみると、気管支喘息の方の40〜60%に副鼻腔の異常がみられるというデータもあります。
とくに気管支喘息の中でも、「アスピリン喘息」といわれる方は、慢性副鼻腔炎をあわせ持っている方が多くみられます。

 

*アスピリン喘息:アスピリンやアスピリンと同じ作用を持つ非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)、かぜ薬などが原因となって発作が引き起こされる喘息のこと

 

アトピー性皮膚炎

乳幼児期の合併症として発症することが多いです。
よくなったり、悪くなったりのをくり返しながら長期間続く皮膚炎で、症状はかゆみのある湿疹が中心です。
特にアトピー型喘息の方で多くこの合併症がみられます。

 

 

特に65歳以上の高齢者喘息は、若年者と比べ合併症が多いという特徴があります。
なので治療は喘息のことだけを考えているわけにはいきません。
合併症の治療も含めた治療が必要となります。

 

気管支喘息の予防法は?

喘息を既に発症した方の最大の予防は投薬によるコントロールです。
その他、悪化の引き金になると思いあたる原因があるのなら(アレルゲン、大気汚染、喫煙、感染、刺激物の吸入や摂取、運動)、それにできる限り接触しないことです。
あるいは接触する前に予防的に服薬し重篤化することを防ぎましょう。

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